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酵素法に基づくアミラーゼ活性の測定法・1—マルトース・ホスホリラーゼ法の基礎検討
著者: 牧瀬淳子1 原こずえ1 北薗邦子1 大沼洋子1 金山正明2
所属機関: 1横須賀共済病院中央検査科生化学 2横須賀共済病院内科
ページ範囲:P.833 - P.836
文献購入ページに移動現在,体液中のアミラーゼ活性の測定法は,ブルースターチ法をはじめ幾つかの方法が普及しているが,キットのロット差,スタンダード,蛋白の影響,多数検体処理のための自動化など種々の問題が残されていて,日常の臨床検査の中でも問題の多い種目の一つと言える.今回我々はBeckmanのEnzymatic amylase reagentを用いて,酵素的測定法によるα-アミラーゼの測定について検討する機会を得たので,本法によるアミラーゼ測定の基礎的な検討の結果を報告すると同時に,測定上の二,三の問題点を指摘したい.
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