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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻9号

1979年09月発行

文献概要

研究

血液ガス微量測定の問題点

著者: 藤川淳策1 大塚勲1 宮坂勝之2 三川宏2

所属機関: 1国立小児病院研究検査科 2国立小児病院麻酔科

ページ範囲:P.933 - P.935

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緒言
 新生児,未熟児において血液ガス,酸塩基平衡の測定は重要な検査の一つである.呼吸管理や重症の酸塩基平衡障害の治療に必須である.今日これらの測定方式は電極法が多く用いられている.PO2,PCO2,pH測定用の電極は同一装置に組み込まれ,同時に測定される.しかも自動化,微量化され,少量の検体で短時間に測定されるようになった.
 新生児,未熟児では多量の血液試料を採取することは困難である.したがって微量の検体てより正確な測定値が要求される.しかしながら微量測定された血液ガス分析値は,その評価に際して問題はないであろうか.著者らはこの点に関して若干の検討を行ったので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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