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文献詳細

雑誌文献

臨床検査23巻9号

1979年09月発行

文献概要

質疑応答

臨床化学 コリンエステラーゼの正常値

著者: N生 中山年正1

所属機関: 1虎の門病院生化学科

ページ範囲:P.961 - P.963

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 〔問〕コリンエステラーゼの正常値は0.8〜1.1ΔpHと言われてきていましたが,このごろは0.7〜というように少し下がっているように思われます.当所(検査センター)で健康と思われる人を対象に実施したところ,栄研のΔpH法では0.41〜1.21ΔpH,和光の酵素法では0.40〜1.12ΔpH,ヤトロンでは0.42〜0.90ΔpHの範囲になりました,メーカーに聞いても,このごろは少し下がっているとの解答しか得られません.病院などでは0.7ΔpHくらいまで持ち上げて正常値の下限としている所が多いようです.この正常値という問題をどのように考えていけば良いのでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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