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文献詳細

雑誌文献

臨床検査24巻1号

1980年01月発行

文献概要

質疑応答

臨床化学 GOD法におけるムタロターゼの作用

著者: S生 奥田潤1

所属機関: 1名城大薬学部・臨床生化学

ページ範囲:P.109 - P.111

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 〔問〕血糖測定をGOD法により行っていますが,GODはα-D-グルコースには作用しないと聞いています.そこでムタロターゼを使用し,α-D-グルコース,β-D-グルコースをより早く測定しようと思いますが,各社のキットをみますと15〜20分で反応が終わってしまいます.これらのキットにムタロターゼを添加してもその反応に変化はみられず,キットの酵素に自家製の溶解液(コハク酸緩衝液)を加えるとムタロターゼの必要性があります.各キットの溶解液にはムタロターゼは使用していないと思いますので,何の作用で速く反応が終わるのでしょうか.またムタロターゼは血糖測定において,必要な酵素なのかどうかお教えください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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