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文献詳細

雑誌文献

臨床検査24巻1号

1980年01月発行

文献概要

質疑応答

免疫血清 間接クームス試験の検体

著者: S生 山崎順啓1

所属機関: 1慈恵医大・輸血部

ページ範囲:P.114 - P.115

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 〔問〕間接クームス試験を利用した交差適合試験では,補体成分が不活性化されるので,抗凝固剤(脱Ca2+)を用いず血清を使用すべきだと言われていますが,補体が作用する条件として,IgG,IgMの結合が必要であり,またこれらが赤血球表面に結合していれば,補体が不活性化されていてもクームス血清で検出できるはずなので,利用しやすい点からも血漿で良いと思うのですが,いかがでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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