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今月の主題 生理検査 総説
肺表面張力
著者: 徳田良一1
所属機関: 1獨協医科大学・第1内科
ページ範囲:P.1141 - P.1148
文献購入ページに移動 肺表面張力はvon Neergaard1)の研究に始まり,その後Clements2)やBrown3)及びPattle4)らによって肺surfactantの存在及び重要性が理論的に解明され,また同時にKlaus5),Brown6)及びBuckingham7)らによって,この肺surfactantはレシチンに富むリポ蛋白であることが見いだされ,しだいに肺生理分野で重要な位置を占めるようになった.また病態生理機構の究明は,肺surfactantの面からも解明されつつある.
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