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文献詳細

雑誌文献

臨床検査24巻2号

1980年02月発行

文献概要

質疑応答

微生物 鼻腔栄養患者の喀痰と胃液からの緑膿菌検出について

著者: T子 藪内英子1

所属機関: 1関西医大・微生物

ページ範囲:P.238 - P.239

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 〔問〕栄養摂取のため鼻腔から胃にチューブを通している5人の患者(重度の肢体不自由児)の喀痰から,Pseudo monas aeruginosaが認められ,5,6か月たっています.2度胃液を調べましたが同じく緑膿菌が認められました.X線,臨床症状より炎症部位は全く認められませんでしたが,AMK (吸入),セファメジンなど抗生物質投与を続けています.その結果,色素産生のキングBからAへの移行,色素産生の遅れなどは出てきましたが相変わらずです.
 食道粘膜に付着していると思われますが,緑膿菌の種類による病原性の有無について教えてください。また緑膿菌に効力のある抗生物質が他にありましたら,併せてお願いします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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