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雑誌詳細

文献概要

私のくふう

電卓を用いたコリンエステラーゼ(ΔpH法)の検量線自動読み取り法

著者: 伊藤充1 江藤徳文1 重広佳枝1 橋本和正1

所属機関: 1広島鉄道病院中検

ページ範囲:P.318 - P.318

 自動分析器,比色計の発達に伴い,スタンダード値,ファクターなどを機器に設定することによって,検量線を用いなくても試料の測定値を直読できるようになった.しかし検量線が直線性を示さないコリンエステラーゼ(Ch-E)高橋・柴田法などでは,吸光度を測定した後,検量線からpH値を求め,更に試料値とブランク値との差をΔpHとして報告しなければならない繁雑さがある.我々はCh-Eの検量線を二次回帰曲線式に当てはめ,吸光度からΔpHへの検量線読み取りをプログラム電卓により自動化しているので,その概要を紹介する.

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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