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文献詳細

雑誌文献

臨床検査24巻4号

1980年04月発行

文献概要

今月の主題 生理検査 カラーグラフ

RIによる心疾患の診断—201T1心筋シンチグラフィーの臨床的意義

著者: 成田充啓1

所属機関: 1住友病院内科

ページ範囲:P.372 - P.374

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 RIによる心疾患の診断は現在主として,テクネシウム(99mTc)を用いた心血管造影法による心臓の形態,心機能の解析,急性期心筋梗塞部のイメージング(99mTc-ピロリン酸など),及び本稿の主題であるタリウム(201T1)による心筋シンチグラフィーの三者が一般に行われている.T1心筋シンチグラフィーは心筋梗塞,右室肥大,心筋症などの診断にも有効であるが,T1が「解説」の部分で述べる特性を兼ね備えているため,運動負荷T1心筋シンチグラフィーは虚血性心疾患の非観血的診断法として脚光を浴びつつある.したがって今回は,虚血性心疾患の診断を中心として,T1心筋シンチグラフィーの概略を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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