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今月の主題 感染症とバイオハザード 総説
医学生物学におけるバイオハザードの背景と問題点
著者: 大谷明1
所属機関: 1国立予防衛生研究所ウイルス・リケッチア部
ページ範囲:P.527 - P.536
文献購入ページに移動 医学の進歩と社会の近代化により感染症の世界は大きく変化した.一方,組み換えDNA技術の応用により,生物遺伝子を人工的に操作する研究が生物学の桧舞台に登場してきた.このような背景の下に,近年バイオハザードが研究者及び社会一般に問題視されるようになった.以下その経緯と問題点につき総括的に触れたいと思う.
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