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研究
酵素法に基づくアミラーゼ活性の測定法・2—各酵素法における問題点
著者: 牧瀬淳子1 大沼洋子1 金子保1 原こずゑ1 金山正明2
所属機関: 1横須賀共済病院中央検査科生化学 2横須賀共済病院内科
ページ範囲:P.707 - P.711
文献購入ページに移動最近,各種の酵素法に基づくα-アミラーゼ測定法が紹介されており,自動化が可能になってきた.これらの酵素法は二つの方法に大別され,一つはマルトース・ホスホリラーゼ法1,2(A法)であり,他の一つはα-グルコシダーゼ法3)(B法)で,いずれも最終的にNADHの増加をrate assayにより測定してアミラーゼ活性を求める方法である.A,B法の測定原理を表1に示す.我我は既にA法に関して本誌4)で報告しているが,更にB法の測定原理に基づき,反応の前処理としてBio GEL(Ca-リン酸溶液)のカラムを用い,DuPont acaにより測定する方法(C法)5)についても検討を行ったので,これら3法を用いた測定法の問題点について報告する.
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