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筋電図検査
著者: 渡辺誠介1
所属機関: 1千葉大学脳機能研究施設・神経内科
ページ範囲:P.727 - P.727
文献購入ページに移動48) Golgi tendon organ;ゴルジ腱器官
Golgiが1880年に骨格筋と腱の接合部にある張力受容器を報告した.筋紡錘が筋線維に並列に入っているのに腱器官は直列に連結されており,筋紡錘一次終末よりも閾値が高い.腱器官からのインパルスは脊髄で介在ニューロンを経てその筋には抑制,拮抗筋に促進的に作用する.なおいわゆる腱反射はハンマーで腱をたたくが,この伸張受容器は筋紡錘一次終末であって腱器官ではない.
Golgiが1880年に骨格筋と腱の接合部にある張力受容器を報告した.筋紡錘が筋線維に並列に入っているのに腱器官は直列に連結されており,筋紡錘一次終末よりも閾値が高い.腱器官からのインパルスは脊髄で介在ニューロンを経てその筋には抑制,拮抗筋に促進的に作用する.なおいわゆる腱反射はハンマーで腱をたたくが,この伸張受容器は筋紡錘一次終末であって腱器官ではない.
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