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研究
尿直接鏡検法による小学生児童の尿中赤血球,白血球数正常値について
著者: 小沼哲1 松沢東子1 金子昭雄1
所属機関: 1練馬区医師会医療検査センター
ページ範囲:P.836 - P.838
文献購入ページに移動各種集団検診で尿検査が実施され,尿蛋白,潜血反応に異常を認めるとき尿中細胞成分検査が行われる.赤血球,白血球,円柱類,上皮細胞などが出現する質的な問題とともに,赤血球数,白血球数などの正常値,異常値の量的問題がある.
尿沈渣における遠沈鏡検法の精度上の問題点は,小林ら1,2)の指摘するとおりである.また沈渣の定量的検査はAddis3)以来多数報告されているが,集団検尿に用いるには問題点も多く,更に従来法との相関,精度上の問題も存在する.
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