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文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻10号

1981年10月発行

文献概要

質疑応答

一般検査 尿沈渣鏡検中の細菌について

著者: 猪狩淳1 S生

所属機関: 1順天堂大学臨床病理

ページ範囲:P.1190 - P.1192

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 〔問〕尿沈溢で細菌が出ている場合,どのくらいの数なら常在菌として記入しなくてよいのでしょうか.また女性の場合,腟杆菌を認めることがあり,これが大腸菌などと識別できないため亜硝酸試験を行っています.しかし,このテストは偽陰性が多く,余り信頼できないように思えます.臨床へは即時回答なので,グラム染色をしている時間はありません.このような場合,どのように処理したらよいのでしょうか.
 また,抗生物質使用中の尿の細菌数は当然少なくなっていますので,少しの細菌でも記入すべきでしょうか.臨床に役立つデータの送り方をお教えください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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