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文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻2号

1981年02月発行

研究

学生の12分間走と蛋白尿の関係

著者: 金川克子1 稲垣美智子1 河野保子1 橋羽裕規男1 斉藤善蔵1 鏡森定信2

所属機関: 1金沢大学医療技術短期大学部 2富山医科薬科大学保健医学

ページ範囲:P.195 - P.198

文献概要

はじめに
 激しい身体活動によって尿中に蛋白質が排泄されると言われており,我々も以前に看護学生の実習教育の効果的方法を学生の体力の面から検討した際,12分間走という激しい身体活動に際して,走行後は半数以上の学生に尿蛋白がみられ,走者(学生)の健康状況に疑問をいだくほどであった1)
 そこで今回は,改めて12分間走に焦点を当て,12分間走という身体負荷が尿蛋白の排泄にどのような影響を与えるのかを時間的推移とともに観察し,また走者(学生)の腎疾患の有無や尿沈渣についても検討したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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