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文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻2号

1981年02月発行

文献概要

私のくふう

マゲネチックスターラーを用いたサコマノ集細胞法実施上の一工夫

著者: 稲荷公一1 門屋清輝1 大泉えり子1 井手寿夫1 重松授1

所属機関: 1愛媛県立中央病院検査部

ページ範囲:P.210 - P.211

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 肺癌は年々増加傾向にあり,現在胃癌に次いで癌死亡中第2位の死亡率を占めている.従来の喀痰細胞診では,検体が,検査室に届くまでに変性が起こりやすく,多量に含まれる粘液によって細胞数の希釈が起こり,連続的検査を必要とする.これらの欠点を補うサコマノ集細胞法が注目されてきたが,私どもは高速ミキサーの代わりにマグネチックスターラーを使用し,かなり優れた標本を作製することに成功した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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