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今月の主題 筋疾患 技術解説
ミオグロビンの検査と臨床的意義
著者: 三好和夫1 川井尚臣2 岩朝勝2 長田淳一2 林正2 近藤彰2
所属機関: 1徳島大学,冲中記念成人病研究所 2徳島大学第1内科
ページ範囲:P.258 - P.268
文献購入ページに移動Mbは人では主として骨格筋(5 mg/g wet weight),心筋(3 mg/g wet weight)に存在する.健常人の血中,尿中にも微量のMbが存在するが,筋細胞の崩壊時にはこれが血中に増加し,分子量が小さいため早早に尿中に排泄される.すなわち,血中や尿中のMbを測定することによって,骨格筋や心筋の筋崩壊の程度や病態の把握ならびに予後の判定などに利用することができる.
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