文献詳細
文献概要
検査室の用語事典
凝固・線溶検査
著者: 藤巻道男1
所属機関: 1東京医科大学臨床病理
ページ範囲:P.341 - P.341
文献購入ページに移動21)外因系血液凝固;extrinsic clotting system
血管が損傷されると血管壁損傷部位より脂質蛋白である組織因子(組織トロンボプラスチン,第Ⅲ因子)が血液中に流入し,第Ⅶ因子とCa2+によって活性型複合体を形成し,第X因子を活性化する.この反応系を外因系と言う.プロトロンビン時間は外因系の検査法である.
血管が損傷されると血管壁損傷部位より脂質蛋白である組織因子(組織トロンボプラスチン,第Ⅲ因子)が血液中に流入し,第Ⅶ因子とCa2+によって活性型複合体を形成し,第X因子を活性化する.この反応系を外因系と言う.プロトロンビン時間は外因系の検査法である.
掲載誌情報