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文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻3号

1981年03月発行

文献概要

質疑応答

免疫血清 HBs抗原・抗体の共存例

著者: 小島健一1 吉川明2 K生

所属機関: 1新潟大医療短大 2新潟大輸血部

ページ範囲:P.352 - P.354

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 〔問〕PHA法,RPHA法にてHBsの抗原,抗体の検査をしていますが,時々同一検体で両者が共存する例があります.通常抗原と抗体は特異的に反応し複合体を作るはずですが,この場合,①抗原蛋白と抗体は結合してはいるが,他の結合していない鋸出した部分に試薬が反応し,この免疫複合体が陽性となるのか,②抗原,抗体のタイプ(adr,adwなど)の違いによるものか,③両者はin vivo in, viroで全く反応しないのか,④その他,のどれなのでしょうか,お教えください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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