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文献詳細

雑誌文献

臨床検査25巻4号

1981年04月発行

文献概要

今月の主題 マイコプラズマ症,クラミジア症の診断 技術解説

オウム病の検査法

著者: 田波洋1

所属機関: 1群馬大学中検

ページ範囲:P.377 - P.382

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 抗生物質が開発される以前はオウム病は死亡率の高い危険な伝染病であったが,抗生物質(特にテトラサイクリン系)が開発された後,死亡率は激減し,軽い異型肺炎の一つとみなされ危険な伝染病という印象は薄れる傾向にあった.
 ところが,数年前から輸入家禽から感染した患者で死亡例が多発し,改めて本疾患を見直さねばならない状況が生まれている1,2).一方,関連疾患であるトラコーマ・クラミジアによるヒトの生殖器感染症も潜行的に流行している兆しがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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