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負荷機能検査・16
デキサメサゾン抑制試験
著者: 小島至1 尾形悦郎1
所属機関: 1東京大学第4内科
ページ範囲:P.430 - P.434
文献購入ページに移動 内分泌疾患診断のためにさまざまな負荷試験があるが,それらは大別して刺激試験と抑制試験に分類きれる.dexamethasone (デキサメサゾン)抑制試験は,視床下部下重体—副腎系の抑制試験である.主として副腎皮質機能亢進,すなわちCushing症候群の診断及びその病型鑑別を目的に行う検査法である.本試験の原理の中心は視床下部—下垂体—副腎系のネガティブフィードバック機構の有無を調べることにある.したがって本試験を理解するためには,正常のネガティブフィードバック機構及びCushing症候群における病態生理を知ることが必要となる.
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