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文献概要
今月の主題 慢性閉塞性肺疾患 技術解説
A-aDx
著者: 近藤哲理1 太田保世1
所属機関: 1東海大学医学部内科
ページ範囲:P.1121 - P.1129
文献購入ページに移動 A-aDxのxとして用いられるものは,O2,N2,CO2であるが,日常に評価されるものはA-aDO2が圧倒的に多い.A-aDO2を規定する要素は換気血流比不均等分布,拡散障害,シャントなど多様であるが,a-ADN2は換気血流比不均等分布のみを反映する.
A-aDxは,被検者が定常状態にあることを前提としており,ここで述べる肺胞気とは,肺胞気式から計算によって求める平均肺胞気のことで(PACO2は除く)あるが,最近は呼気ガスの高速度測定によってend-tidal plateau (終末呼吸プラトー)から求めた値を代用することもなされる.
A-aDxは,被検者が定常状態にあることを前提としており,ここで述べる肺胞気とは,肺胞気式から計算によって求める平均肺胞気のことで(PACO2は除く)あるが,最近は呼気ガスの高速度測定によってend-tidal plateau (終末呼吸プラトー)から求めた値を代用することもなされる.
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