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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻10号

1982年10月発行

文献概要

今月の主題 慢性閉塞性肺疾患 技術解説

気道過敏性検査

著者: 石井宗彦1 佐々木英忠2 滝島任2

所属機関: 1東北大学医学部第一内科 2東北大学医学部内科

ページ範囲:P.1130 - P.1136

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 安静換気時にメサコリンエロゾルを吸入しながら呼吸抵抗を連続記録する新しい気道過敏性検査法を紹介する.従来のような非連続的測定法と異なり,検査時間もたかだか15分間と短く,被検者に対する負担が少ない.また,呼吸抵抗を連続記録しているため安全性にも優れている.用量—反応曲線のパターンから,気管支喘息,気管支炎の鑑別が可能である.従来法〔ドシメーター(用量計)法〕との比較検討より,従来法との対応も可能であり,特に本検査法の簡便性と安全性は,一般病院での臨床応用やスクリーニングテストに適している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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