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負荷機能検査・34
コントラスト心エコー法
著者: 村山憲1 羽里信種2
所属機関: 1順天堂大学医学部内科(循環器) 2越谷市立病院循環器内科
ページ範囲:P.1172 - P.1180
文献購入ページに移動コントラスト心エコー法は,Gramiakらによって初めて報告されたが,当初はMモード法(UCG法)による記録であったため限られた範囲内での応用にすぎなかった.しかし近年,心動態の実時間観察が可能である心臓超音波断層法(two-dimensional echocardiography;以下2-D echo)の発達・普及によって,コントラスト心エコー法の応用範囲が著しく増加し,心内短絡や弁の閉鎖不全による異常血流の同定,またMモード法と併用することで心内腔の正確な測定や血流速度を推定することが可能となり,諸種心疾患に幅広く使用されるようになってきている.
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