icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻10号

1982年10月発行

文献概要

材料別細菌検査の進め方・10

Mycoplasmaの検査法

著者: 山中喜代治1 播金収2 鷲津良道3 増谷喬之2 小栗豊子4 佐久一枝5 三輪谷俊夫6

所属機関: 1大手前病院中央検査科細菌検査室 2奈良県立医科大学附属病院中央臨床検査部細菌検査室 3京都府立医科大学附属病院臨床検査部細菌検査室 4順天堂大学医学部附属順天堂医院中央検査室細菌検査 5東京都立駒込病院臨床検査科細菌検査室 6大阪大学微生物病研究所細菌血清学部門

ページ範囲:P.1182 - P.1190

文献購入ページに移動
 Mycoplasmaによるヒトの疾病のうち,病原性がはっきりしているのは,Mycoplasma pneumoniaeの感染によって起こるマイコプラズマ肺炎である.他の微生物感染症と同様,マイコプラズマ肺炎の診断はM.pneumoniaeを分離することで確定される.しかし,この菌の分離培養を実施している検査室は意外に少なく,その理由として次の点が挙げられる.
(1)マイコプラズマ肺炎の診断は臨床症状と血清学的検査成績で十分と考えられがちであること.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?