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特集 臨床検査のシステム化 検査部システムの実際
10.細菌部門のシステム化
著者: 大沢伸孝1 平田泰良2
所属機関: 1北里大学医学部微生物 2北里大学病院臨床検査部
ページ範囲:P.1349 - P.1357
文献購入ページに移動 感染症は,有史以来,人類の生存を脅かしてきた医学上最も重要な病気の一つである.今世紀における化学療法剤(主として抗生物質)の開発は,上記の感染症,特に細菌感染症・リケッチア症,クラミジア症に劇的な治療効果をもたらした.
しかし,1952年ころから化学療法剤および抗生物質の耐性菌の出現が報告され,その後引き続いて種々の抗生剤に対する多剤耐性菌が続々と報告されるようになった1).現今では,抗生剤をどのように使用するかは,臨床上きわめて重要な課題である.
しかし,1952年ころから化学療法剤および抗生物質の耐性菌の出現が報告され,その後引き続いて種々の抗生剤に対する多剤耐性菌が続々と報告されるようになった1).現今では,抗生剤をどのように使用するかは,臨床上きわめて重要な課題である.
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