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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻11号

1982年11月発行

特集 臨床検査のシステム化

Quality Assurance (精度管理)

3.多変量解析による精度管理

著者: 武田裕1 井上通敏1

所属機関: 1大阪大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1375 - P.1381

文献概要

 種々の自動分析装置が開発され,短時間で多項目多数の検体を処理することが可能となったが,これらの機器の登場にともなって,精度管理の思想も急速に広まっていった.また,この普及には,コンピュータ化された人間ドックともいうべき自動化総合健診システム(auto-mated multiphasic health testing and services;AMHTS)や検体検査センターなどが各地で活動を行うようになったが,これらの機関では患者もしくは受診者の検体を主に取り扱うところから,検査結果には特に注意を払うことになったことも一因であろう.
 さて,体液試料中の成分を定量的に測定する臨床検体検査では,測定の精度について以下のことを考えなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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