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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻12号

1982年11月発行

文献概要

今月の主題 日和見感染症 臨床検査の問題点・157

検出菌と起炎菌

著者: 池本秀雄 渡辺邦友

所属機関:

ページ範囲:P.1476 - P.1481

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 強力な抗癌剤による患者の抵抗力の低下,抗生物質の使用による菌交代現象などにつけこみ,平素は無害で病原性のない菌が感染症を引き起こす.平素は無害であるがゆえに,また常在菌であるがゆえに病巣から採取された検体から菌が検出されたとしても,はたしてそれが"病原菌"だとしていいのだろうか.日和見感染における原因菌の検索に当たって臨床医と検査室とは,どのように連携すればよいのだろうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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