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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻13号

1982年12月発行

文献概要

今月の主題 妊娠 技術解説

羊水分析

著者: 島田信宏1

所属機関: 1北里大学医学部産婦人科学教室

ページ範囲:P.1573 - P.1579

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 周産期医学(perinatal medicine)が著しく発展した今日では,その臨床上で羊水分析による種々の胎児診断は欠くことのできない存在となり,外来での診療項目にも加えられている.臨床の実際で,羊水穿刺により羊水を採取し,それを分析して行う羊水分析は,妊娠中期での胎児の先天異常診断,後半期での胎児の成熟度,あるいは感染の診断,またRh式血液型不適合妊娠では胎児溶血性疾患の診断などに用いられている.ここでは,その手技と検査データの臨床的意義について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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