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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻13号

1982年12月発行

文献概要

第3回医学書院臨床検査セミナーより・2

肝機能の病態とその意義

著者: 山崎晴一朗1

所属機関: 1久留米大学医学部病態検査学教室

ページ範囲:P.1644 - P.1655

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 本日は「肝機能の病態とその意義」ということについてお話しいたしますが,ご存じのように,肝機能の歴史がとりもなおさず臨床検査の歴史と言ってもよいぐらいに,肝機能検査が普及してきました.私が大学を出たころは,Meulengracht法と高田反応ぐらいしかなかったのですが,終戦後ふたを開けますとたくさんの肝機能検査が入ってきました.肝機能検査が多すぎて,どうしてこんなにたくさんいろいろな検査をやらねばならないかと思ったくらいです.
 1970年を境にしてA型,B型肝炎以外に非A・非B(non-A, non-B)という型が出てきました.その推移をみながら,お話ししたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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