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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻6号

1982年06月発行

文献概要

材料別細菌検査の進め方・6

血液培養検査法

著者: 小栗豊子1 播金収2 鷲津良道3 山中喜代治4 増谷喬之2 佐久一枝5 三輪谷俊夫6

所属機関: 1順天堂大学医学部付属順天堂医院中央検査室 2奈良県立医科大学附属病院中央臨床検査部細菌検査室 3京都府立医科大学附属病院臨床検査部細菌血清検査室 4大手前病院中央検査科細菌検査室 5東京都立駒込病院臨床検査科細菌検査室 6大阪大学微生物病研究所細菌血清学部門

ページ範囲:P.694 - P.700

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 血液培養は敗血症,菌血症など血流中に細菌の存在が疑われる場合に行われる.このような場合,患者は重篤であることが多く,早急に適切な化学療法が要求される.このためには,血液中より起病菌を分離し,薬剤感受性試験を行い,これらの情報を基に化学療法剤を選択することになる.
 検査室側としては培地の観察を入念に行い,細菌の検出を早めるために最善を尽くさなければならない.そして細菌の発育が認められたならば,直ちに塗抹検査,薬剤感受性検査,同定検査を行い,検査成績が得られたつど,主治医に早急に報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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