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今月の主題 尿の臨床検査 技術解説
尿中FDPの検査法
著者: 中林正雄1 佐藤和雄1 坂元正一1
所属機関: 1東京大学医学部産婦人科
ページ範囲:P.1013 - P.1018
文献購入ページに移動 汎発性血管内血液凝固症(disseminated intravas-cular coagulation;DIC)においては血中FDP (フィブリンおよびフィブリノゲン分解産物)が高値を示すことはよく知られている.さらに,最近の血中FDP測定法の簡便化と感度の向上により,諸種の疾患での凝固線溶系の関与が注目され,多くの施設で診断および治療効果の判定に血中FDPの測定が行われている.
一方尿中FDPについては,その由来および意義が明確でないこと,および正常限界が血中に比してきわめて微量であるため,一部の限られた施設でのみ測定が行われ,その臨床的意義の検討などがなされていた.
一方尿中FDPについては,その由来および意義が明確でないこと,および正常限界が血中に比してきわめて微量であるため,一部の限られた施設でのみ測定が行われ,その臨床的意義の検討などがなされていた.
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