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文献詳細

雑誌文献

臨床検査26巻9号

1982年09月発行

今月の主題 尿の臨床検査

検査と疾患—その動きと考え方・69

無症候性血尿

著者: 岡田敏夫1 谷澤隆邦1

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部小児科学教室

ページ範囲:P.1034 - P.1041

文献概要

はじめに
 近年,学校検尿の全国的規模における実施にょり,いわゆる微少血尿(microhematuria)を示す患児がかなりの頻度で発見されているが,しかし,その診断は必ずしも容易でない.
 また,現在これら学校検尿を契機として発見される血尿を,いかに定義するかについても統一されておらず,無症状性—,無自覚性—,無症候性—,チャンス血尿など,種々の表現法で報告されている.われわれが現在用いている定義について述べる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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