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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻11号

1983年11月発行

文献概要

特集 臨床細菌検査 Ⅲ.疾患別検査の進め方

2.呼吸器 3)肺マイコプラズマ

著者: 武田博明1 小林宏行1

所属機関: 1杏林大学医学部第一内科

ページ範囲:P.1246 - P.1249

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 Mycoplasmaは,ヒト・動物・植物などに広く疾病を惹起させる病原体であり,ヒトに関与するものとして,肺炎病原体であるM. pneumoniae,泌尿生殖器疾患病原体として,M. hominis,M. salvarium,M. orale,Mycoplasma T strainなどがあげられている.この中でM. pneumoniaeは,主として小児および若年成人における呼吸器感染症の病原体として広く知られ,原発性肺炎の15〜30%を占めるとされている.通常は,混合感染や合併症は少なく,予後は良好である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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