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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻11号

1983年11月発行

文献概要

特集 臨床細菌検査 Ⅲ.疾患別検査の進め方

10.眼

著者: 大石正夫1

所属機関: 1新潟大学眼科

ページ範囲:P.1306 - P.1310

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検体採取法
1.眼瞼(縁)炎,結膜炎
 眼瞼縁と結膜から検体を採取するときは,できるだけ局所麻酔剤を用いないようにする.麻酔剤に含まれている保存剤が細菌の増殖を阻止することがあるからである.
 眼瞼縁は綿棒で拭いとって培地に塗抹培養する.結膜は下眼瞼を反転して,円蓋部結膜を露出し,ブイヨンまたは滅菌生食水に浸した綿棒または滅菌白金耳で眼脂などの分泌物を採取する(図1).これを血液寒天またはチョコレート寒天平板に塗抹培養する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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