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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻12号

1983年11月発行

文献概要

研究

胸腹水試料における細胞の長期保存について

著者: 中島昭1 原田英一1 菅野剛史1 喜納勇2

所属機関: 1浜松医科大学附属病院検査部 2浜松医科大学病理学第一講座

ページ範囲:P.1549 - P.1555

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 細胞診のための胸水・腹水の試料の保存は,通常4℃の冷所にて行われ,保存期間が1〜3日間までの試料が各種検索の対象として用いられている1).しかし症例によっては,後日に新たな検索を試みようとすることはしばしば経験され,細胞の長期保存は必要不可欠なことと思われる.
 今日,組織培養において,培養細胞の株の保存は日常的に行われている2)ので,穿刺試料の保存も十分可能であることが推定される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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