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日立遠隔病理診断システムの使用経験
著者: 川北勲1 千田龍吉2 坂口弘3
所属機関: 1慶応義塾大学伊勢慶応病院中央検査室・病理 2慶応義塾大学伊勢慶応病院電子顕微鏡室 3慶応義塾大学医学部・病理学教室
ページ範囲:P.1557 - P.1559
文献購入ページに移動遠隔病理診断システム(Pathology Transfer Sys-tem)は,通常の電話同線を用いて光学顕微鏡(以下,光顕)の像を遠隔地に送り,そこで病理組織診断を行う機械である.この機械が日立電子株式会社で開発され,われわれも開発当初よりこれに関与しテストをしてきたわけであるが,今後使用する立場すなわち送受信側から,このシステムの目的,機械の概要,実験での使用経験,今後の問題点などについて述べることにする.
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