icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻12号

1983年11月発行

文献概要

質疑応答

一般検査 糞便のTriboulet反応の臨床的意義/診断学 胃力メラ,胃透視はブドウ糖負荷試験(GTT)に影響があるか

著者: 木野智慧光1 N子 坂本信夫2 佐藤祐造2 C子

所属機関: 1結核予防会結核研究所附属病院 2名古屋大学医学部第3内科

ページ範囲:P.1571 - P.1573

文献購入ページに移動
 〈問〉私どもの検査室には1日10件以上の糞便のTriboulet反応の検査依頼がありますが,排液処理の問題があるため将来廃止したいと考えています.絶対に糞便のTriboulet反応が必要なのはどのような病態の場合か,またTriboulet反応を廃止する場合これに代わる検査法があるでしょうか,ご教示ください.

 〔問〕短期ドック入院患者のGTTの成績に,かなり高頻度に(1)2時間値の下がりが悪い(110〜130mg/dl)(2)2時間値が1時間値より高値であることが認められ,臨床側から臨床症状に合わないと問い合わせを受けます.
 ドック患者は空腹時に採血した後,胃カメラ検査を行い,終了して30分後にトレーランGを50g経口投与してGTTを実施しています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?