文献詳細
文献概要
今月の主題 自己免疫病 カラーグラフ
抗核抗体の蛍光染色
著者: 鏑木淳一1 本間光夫1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.240 - P.242
文献購入ページに移動 抗核抗体の検出法の一つとして,蛍光抗体法は,感度が良く,手技が比較的容易なため広く行われている.その染色型の同定,抗体価の推移を追うことにより,膠原病各疾患の診断,病型分類,予後の推定を行うことは可能である.そして,1982年,抗核抗体陽性という項目が全身性エリテマトーデス(SLE)の改正診断基準に取り入れられている.
抗核抗体の染色型は,均質型(Homogenous),辺縁型(Peripheral),斑状型(Speckled),核小体型(Nucleolar)の四種類に大別される.
抗核抗体の染色型は,均質型(Homogenous),辺縁型(Peripheral),斑状型(Speckled),核小体型(Nucleolar)の四種類に大別される.
掲載誌情報