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今月の主題 循環器〈生理検査〉 技術解説
心筋梗塞患者の運動負荷試験
著者: 五味渕秀幸1 南谷和利2 羽里信種3
所属機関: 1順天堂大学医学部内科(循環器) 2順天堂大学体育学部スポーツ医学教室 3越谷市立病院循環器内科
ページ範囲:P.364 - P.372
文献購入ページに移動心筋梗塞の急性期は床上安静が原則であるが,その後,自・他覚症状が安定した回復期からは逐次運動負荷試験を行い,運動許容範囲を決めて身体調整を進めていく.試験の際には過負荷徴候の出現に注意すべきである.退院後も復職の準備のため,さらに強く,持続の長い労作が要求されるので,本負荷試験による定期的な運動能力のチェックは行われるべきである.
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