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質疑応答
臨床生理 四肢障害者の運動負荷心電図法
著者: 小沢友紀雄1 T子
所属機関: 1日本大学医学部第2内科
ページ範囲:P.470 - P.471
文献購入ページに移動 〔問〕交通事故や脳卒中の後遺症のリハビリテーション実施に当たりて患者の心機能を評価する方法に負荷心電図がありますが,四肢障害や片麻痺があるためMaster二階段法やトレッドミル,エルゴメーターは実施できません.こうした場合,ハンドグリップ法が行われますが,本法は等尺性運動であるせいか筋の疲労のわりには心拍数も増加せず,虚血性心疾患の検出率も低いようです.本法以外の負荷試験法があればお教えください.
また,四肢障害患者には障害の程度によりかなり運動能力に差がありますが,運動量を決める際,終末点は"これ以上できない"というところにしたほうが,一定の負荷を完了させる方法よりも適しているのでしょうか.
また,四肢障害患者には障害の程度によりかなり運動能力に差がありますが,運動量を決める際,終末点は"これ以上できない"というところにしたほうが,一定の負荷を完了させる方法よりも適しているのでしょうか.
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