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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻4号

1983年04月発行

文献概要

質疑応答

一般検査 屈折計により腹水の蛋白0g/dlとは

著者: 斎藤正行1 H子

所属機関: 1北里大学医学部臨床病理学教室

ページ範囲:P.472 - P.472

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 〔問〕ネフローゼで肝硬変の疑いのある患者の腹水の比重,蛋白量をアタゴ屈折計で測定したところ比重1.015,蛋白量0g/dlの値でした.蛋白量を再検し,Ames尿定性用試験紙で〔3+〕,さらにMeulemans法で定量し592mg/dlという値が得られました.屈折計にはOg/dlから0.2g/dl刻みで目盛りがあるのに,どうして0.5g/dlあたりを示さず0g/dlを示したのでしょうか.
 『臨床検査法提要』(V−35蛋白定量)によると「1g/dl以下の場合は,蛋白計ではなくKingsbery-Clark法などの微量法による」とありますが,これはどうしてでしょうか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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