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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻6号

1983年06月発行

文献概要

ベッドサイド検査法・6

肝疾患のベッドサイド検査法

著者: 原田尚1

所属機関: 1獨協医科大学第二内科

ページ範囲:P.683 - P.690

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はじめに
 肝は人体の代謝の中心であり,ここでは複雑多岐にわたる機能が営まれている.現在これら肝機能の病態を把握すべく,数百種に及ぶ血液生化学検査(いわゆる肝機能検査)が行われているが,ただ一種類の検査によって肝病態のすべての面を知ることは不可能であり,特色ある数種の検査の組み合わせが必要となる1)
 GOT, GPTをはじめとする血清酵素検査には経験的に発見,実用化されたものが多いが,現在では,各種肝障害におけるその変動は鋭敏に肝病態を反映するものとして臨床上,広く用いられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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