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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻6号

1983年06月発行

研究

BCGリンパ節結核の細菌学的検査

著者: 竹下誠治郎1 井上干佳1 西尾江美子1 杉原千鶴子1 生田治康2 水谷昭夫3

所属機関: 1京都第一赤十字病院検査部 2京都第一赤十字病院小児科 3京都府立医科大学臨床検査部

ページ範囲:P.691 - P.694

文献概要

はじめに
 BCG接種が,副作用のほとんど認められない有効な結核の予防法であることは言うまでもない.それにもかかわらず,今回,われわれはBCG接種後にBCG日本株(BCG-J)と性状を同じくする抗酸菌による所属リンパ節結核を発症し,治療を必要としたまれな症例を経験したので,以下に報告し,あわせて起因菌同定検査の鍵となったアミダーゼ試験についての若干の検討結果を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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