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アミラーゼインヒビター法によるアミラーゼアイソザイムの臨床的検討
著者: 山下直子1 橋本まり子1 矢野順子1 近藤重信1 山崎晴一朗2
所属機関: 1久留米大学医学部附属病院中央臨床検査部 2久留米大学医学部病態検査学教室
ページ範囲:P.699 - P.702
文献購入ページに移動アミラーゼアイソザイムは分析技術の進歩により高アミラーゼ血症,低アミラーゼ血症の病態解明におおいに役だっている.
1964年Nφrby1)によって,寒天ゲルを用いた電気泳動法で膵型アミラーゼと唾液腺型アミラーゼの分離が初めて行われた.現在では,臨床検査法としてセルロースアセテート膜2)や薄層ポリアクリルアミドゲル3)を用いた電気泳動法がよく利用され,これにより2〜9分画に分離できるが,長時間を要し多数検体の処理は困難である.
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