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研究
CoomassieブリリアントブルーG250を用いる血清蛋白定量法
著者: 村本良三1 櫛下町醇1 鈴木優治2 入野勤2 坂岸良克3
所属機関: 1心臓血管研究所附属病院臨床検査科 2埼玉県立衛生短期大学臨床化学教室 3埼玉医科大学生化学教室
ページ範囲:P.805 - P.808
文献購入ページに移動鈴木らは,アルブミン定量法に限定されている色素法が,総蛋白定量法に応用可能かどうかの一連の検討をブロムフェノールブルー(BPB)を用いて行ってきた.その結果,グロブリンとの反応性は,主に呈色試薬のpHを下げ,さらに水溶性有機溶媒の添加で高まることが認められた.この知見から,BPBにアセトンを加えた処方で尿中蛋白定量法5),BPBにメタノールを加えた処方で血清総蛋白定量法を設定し6),色素法が総蛋白定量法に応用できることを報告した.
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