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文献詳細

雑誌文献

臨床検査27巻7号

1983年07月発行

文献概要

質疑応答

臨床化学 緩衝液の役割と反応系への影響

著者: 松村義寛1 K生

所属機関: 1女子栄養大学保健栄養学科

ページ範囲:P.821 - P.822

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 〔問〕 希釈の際,一般には生食水を用いますが,緩衝液を用いるのは単にpHを保つためだけなのでしょうか.PBSにもリン酸塩緩衝食塩水とか生理的リン酸緩衝液などがあり,各成分(重量組成)などが異なっていますがこれではモル濃度も違っているのではないでしょうか.とすれば反応系に対して,モル濃度の違いは影響を及ぼさないのでしょうか.また,これらに含まれる塩化ナトリウムの量は生理的濃度にはなりませんが,これでよいのでしょうか.さらに,緩衝液を用いると不都合な検査がありましたらお教えください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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