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今月の主題 レーザーと臨床検査 検査と疾患—その動きと考え方・81
早期胃癌—レーザーによる癌の診断と治療
著者: 崎田隆夫1 福富久之1 川北勲1 中原朗1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系 内科学
ページ範囲:P.1013 - P.1018
文献購入ページに移動レーザー光は単一波長で位相もそろっており,単色性,可干渉性,高輝度性などの面で自然光にはない優れた性質を有している.これらの特性を利用して,医学の各分野に応用されつつある.
近年,胃癌,肺癌,肝癌などの診断と治療に対してレーザー内視鏡が注目を浴び,各施設で研究が進められ,一部の治療に関しては臨床面で使用されているが,癌の診断への応用はまだ基礎的研究の成果をまたねばならない.
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