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文献詳細

雑誌文献

臨床検査28巻1号

1984年01月発行

今月の主題 血栓症

技術解説 血栓準備状態の検査法

2・活性化血小板—β-トロンボグロブリンと血小板第4因子について

著者: 佐藤マキ1 遠藤安行2

所属機関: 1秋田大学医学部第3内科研究室 2秋田大学医学部第3内科

ページ範囲:P.14 - P.19

文献概要

 β-トロンボグロブリン(β-TG)と血小板第4因子(PF4)は,血小板のα顆粒中に存在する血小板特異蛋白で血小板の活性化によって,循環血液中に放出される.近年,ラジオイムノアッセイ(RIA)法が開発されてからは測定が比較的容易になり,血栓性疾患や血栓準備状態の診断に役だつようになってきた.
 本稿では,β-TGとPF4の測定法,測定上の問題点,臨床的意義について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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