文献詳細
文献概要
今月の主題 男と女 性差 生化学
蛋白と非蛋白性窒素
著者: 衣笠えり子1 越川昭三1
所属機関: 1昭和大学藤が丘病院内科
ページ範囲:P.1126 - P.1127
文献購入ページに移動1.はじめに
一般に生化学検査における男女差は,分泌される性ホルモンの種類や量,バランスの差により,また骨格・筋肉量の違いにより生ずるとされる.しかしながら血漿蛋白,非蛋白性窒素は総量でみた場合,男女差はきわめて小さく臨床的に問題となることは少ない.最近では検査法の進歩に伴い,血漿蛋白・非蛋白性窒素の主な構成成分は比較的簡単に定量可能となってきている.
ここでは両者の代表的な構成成分における非病態下での性差について簡単に触れる.
一般に生化学検査における男女差は,分泌される性ホルモンの種類や量,バランスの差により,また骨格・筋肉量の違いにより生ずるとされる.しかしながら血漿蛋白,非蛋白性窒素は総量でみた場合,男女差はきわめて小さく臨床的に問題となることは少ない.最近では検査法の進歩に伴い,血漿蛋白・非蛋白性窒素の主な構成成分は比較的簡単に定量可能となってきている.
ここでは両者の代表的な構成成分における非病態下での性差について簡単に触れる.
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